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鉛/クロム/PCBの分析(橋梁等の塗膜)


ポリ塩化ビフェニル(PCB)は、過去に塗料の一部に可塑剤として添加されていました。
耐水性に優れていたため、塩化ゴム系塗料に使用され、道路橋や鉄道橋などの鋼構造物に使用されていた時期があります。
PCB含有塗料の製造期間は、昭和41年(1966年)から昭和47年(1974年)1月までに製造された塗料を使用した、橋梁等が調査対象となります。
PCBとは別に、防錆を目的として使用され有害物質の鉛・クロムも分析の対象となっています。

・橋梁
 道路橋| 農道、臨港道路等における橋梁を含む。
 鉄道橋| 旧国鉄・JRの標準仕様に基づくものは除く。
・洞門
・排水機場、ダム、水門等
・タンク
 石油貯蔵タンク
 ガス貯蔵タンク
・船舶

などの構造物に使用されている可能性があります。

主な業務内容

●業務内容
塗膜を剥がす場合
・塗膜の剥離やかき落とし作業における含有試験(鉛、クロム、PCB)

塗膜を廃棄する場合
・特定管理産業廃棄物における溶出試験(鉛、クロム、PCB)

※出張範囲は、静岡県、山梨県、神奈川県、長野県、東京都、埼玉県を対象としております。
 その他の地域につきましては、お問い合わせ下さい。

橋梁等塗膜分析の関連情報

●関連法令等

・塗膜の剥離やかき落とし作業
厚生労働省 鉛中毒予防規則
厚生労働省 ○鉛等有害物を含有する塗料の剥離やかき落とし作業における労働者の健康障害防止について
特定化学物質障害予防規則

・廃棄処理
環境省 特別管理産業廃棄物の判定基準