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浴槽水水質検査

温泉施設や旅館、介護施設、フィットネスジムなどの浴槽施設のある所では、浴槽水の水質検査が重要となり厚生労働省からでている『公衆浴場における衛生等管理要領等について』の『公衆浴場における水質基準とうに関する指針』では
浴槽水水質検査のことが記載されています。
各都道府県でも、指針や条例が策定されている場合があります。
特に、レジオネラ属菌は自然界に存在している細菌で、温泉などで感染しレジオネラ症になる場合もあります。
浴槽水質検査等を行い、衛生管理をしっかり行うことでレジオネラ症は防ぐことができます。

浴槽水・温泉水 水質検査
レジオネラ症
レジオネラ症の潜伏期間(感染してから症状が出るまでの期間)は、2~10日です。
レジオネラ症の主な病型としては、重症のレジオネラ肺炎と軽症のポンティアック熱が知られています。
レジオネラ肺炎は、全身倦怠感、頭痛、食欲不振、筋肉痛などの症状に始まり、
咳や38℃以上の高熱、寒気、胸痛、呼吸困難が見られるようになります。
まれですが、心筋炎などの肺以外の症状が起こることもあります。
また、意識レベルの低下、幻覚、手足が震えるなどの中枢神経系の症状や、
下痢がみられるのもレジオネラ肺炎の特徴とされています。軽症例もあるものの、
適切な治療がなされなかった場合には急速に症状が進行することがあり、命にかかわることもあります。
これに対して、ポンティアック熱は、突然の発熱、悪寒、筋肉痛などの症状がみられますが、
またそれらは一過性のもので、自然に治癒します。

資料:厚生労働省 レジオネラ症 引用

主な業務内容

当社では、公共の温泉施設から民間の温泉施設、介護施設など様々な浴槽水質検査を行っております。

●業務内容
・原湯、原水、上がり用湯の水質検査
・浴槽水の水質検査

※出張範囲は、静岡県、山梨県、神奈川県、長野県、東京都、埼玉県を対象としております。
 その他の地域につきましては、お問い合わせ下さい。

浴槽水水質検査の関連情報

●関連法令等

原湯、原水、上がり用湯の水質検査項目
温泉 水質検査

浴槽水の水質検査項目
温泉 水質検査

厚生労働省:公衆浴場における衛生等管理要領等の改正について
厚生労働省:レジオネラ症
静岡県:旅館業や公衆浴場業の浴槽水の消毒の基準等の一部改正について
山梨県:入浴施設におけるレジオネラ症発生防止対策
長野県:レジオネラ症と防止対策
神奈川県:公衆浴場のページ